メンテナンスTOP > シロアリ被害写真館 > 種類別シロアリ図鑑

本種は乾燥に弱く、また水を運ぶ能力がないので常に湿った木材中で生活し、蟻道を加工して地中やコンクリートの表面などを移動する。特別に加工した固定巣はなく、加害部の一部に生殖虫がおり、乾燥や高湿で条件が悪くなると生殖虫も含めて移動する。
建築物に侵入すると、土台・柱・筋交い・床束・大引・根太・床板など建物下部分で多少とも湿った部分を加害し、特に水を使用する風呂場・台所・便所・洗面所などが被害を受けやすい。雨漏りや給排水管の漏水、結露などの給水源がある場合には、壁の内部や軸組材から小屋組材まで加害される場合がある。
※(社)日本しろあり対策協会発行『しろあり及び腐朽防除施工の基礎知識』より抜粋
世界のシロアリの中でも最も加害の激しい種類で、建造物や生立木に大害を与えている。建築物や切り株、樹幹などの地下部や地上部に特別に加工した塊状の巣を作り、そこから蟻道を延ばして周辺の建築物や木材を加害する。
水取り蟻道を通して水を運ぶ能力があり乾燥した小屋組のような場所でも湿らせながら加害するので、加害範囲は建物全体に及ぶ。古在よりも新材を好んで加害する。最近では鉄筋コンクリート建物の地上部分でも被害が増えている。温暖化の影響もあり、活動範囲は海岸線から徐々に北上している。
※(社)日本しろあり対策協会発行『しろあり及び腐朽防除施工の基礎知識』より抜粋
本種はアメリカのワシントン州からメキシコのカリフォルニア半島にかけての太平洋沿岸地域を原産地とする有名な乾材害虫で、日本へは家具や荷造材などとともに持ち込まれて屋内の乾材へ拡がり、家を建て直すほどの被害を与えている。
新築時の予防方法は現在なく、駆除の消毒には家屋全体をテントで被い燻蒸処理が行われるが、使用するガスは毒性が高く、危険が伴うため、住宅密集地では不可能なケースも多い。その際には被害箇所を特定し部分処理を行うが、この方法で全体的な駆除は見込めない。
※(社)日本しろあり対策協会発行『しろあり及び腐朽防除施工の基礎知識』より抜粋
ここに掲載する文章・写真・動画等の転載を禁止します。 すべての著作権は(株)アイジーコンサルティングに帰属します。
![]()