こんばんは。 掛川店耐震課 橋本です。
先日、私が住んでる地区の自治会主催で、地震防災についての講演会に参加してきました。
内容は主に、以前の震災の教訓から、自治会などに求められる防災についてのお話しでした。
私も職業柄、色々な地震防災に関する講演(講義)を聞きましたが、再度勉強になりました。
例えば・・・阪神大震災・・・
6437名もの尊い命を奪った震災ですが、その約80%以上の方は窒息死又は圧死。
つまり5000人以上の方が、倒壊した建物や家具によって亡くなられたことになります。
さらに、焼死(火傷死・焼骨含む)を死因とする方が約10%・・。実は、この数字の中身は一酸化炭素中毒や亡くなる前に焼かれてしまった方が多く含まれています。
・・そうです、火が迫ってきても逃げられなかった・・・
やはり、倒壊した建物や家具の下敷きになっていたわけです。
今回の講演でも、建物の耐震性について耐震診断・補強を啓発する物が多くありました。
他にも、推定死亡時間のデータも講演の中で出てきました。
早朝5時46分の地震発生後、6時までの15分以内に亡くなられた方が90%以上・・・
殆どの方は、逃げる間もなく亡くなられています。
又、救出された方の生存率は初日で約70%、3日後になると15%まで落ち込んでまう・・。
地震の当日の早い段階で救助体制が万全になることは難しい・・・
今の救援体制ならもしかしたら出来るかも知れませんが、早期の人命救助は自治会レベル、つまり「隣近所の助け合い」が一番の救助隊なんです・・・
講演をしてくださった先生は最後に
「防災の基本は、自助(自分で守る)、共助(皆で守る)、公助(国が守る)のバランスが大事」
と言っていました。
「自衛隊がすぐ来てくれる・・」とか、「誰かに助けてもらえる・・」、「水など給水車が来るだろう・・」では、単に公助に過度の期待をしている言葉です。
自分で自分の身を守り、生き残った後に近所の人の救助をする・・・
生き残る人が多くなる(自助)=救助する人が増える(共助)=被害が少なくなる
もうすぐ12月です。防災訓練を予定している所も多いと思います。
是非、参加してみてください。